萩原朔美は「TIME」(1971),「キリ」(1972)、「バタフライ」(1973)といった明確なアイデアとセンスのよさをもった「コンセプチュアル」な作家として知っていた。
彼は、映画というメディアを幻想世界の組み立てには使わず、もっぱら現実を記録する徹底してドキュメンタリックな媒体として使う傾向が顕著でもあった。
『生まれつつある映像ー実験映画の作家たち』 文彩社 1991年
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萩原朔美は「TIME」(1971),「キリ」(1972)、「バタフライ」(1973)といった明確なアイデアとセンスのよさをもった「コンセプチュアル」な作家として知っていた。
彼は、映画というメディアを幻想世界の組み立てには使わず、もっぱら現実を記録する徹底してドキュメンタリックな媒体として使う傾向が顕著でもあった。
『生まれつつある映像ー実験映画の作家たち』 文彩社 1991年